チップ

ついにこの話題を書くことにしました。(上とちと文章の感じが違うのは気にしないでください)
面倒くさくてほって置いたのだが、「USAちょっとした知識日記」にはこの話題は避けて通れない。


アメリカではチップという制度がある、
という認識はほとんどの日本人にはあると思いますが、はてどの程度渡せばいいのか?いつ渡せばいいのか?というのは
そういう制度がない日本人にとっては謎だと思います。
日本のようにチップを渡さなくてもサービスをちゃんとしてくれる国のほうがおそらく世界でもめずらしいでしょう。
嘆いていてもチップを払わないといけないことには変わりがないので頑張って覚えるしかない。


ハワイツアーの時には、ホテルの枕もとに1ドルを置く以外チップを払った記憶はない。
それもそのはず、ほとんど食事はファストフードだったし、レストランもチケット制だったからです。
おまけにタクシーにも乗らなかった。
(今思えば宴会とかカラオケの精算はどうしていたんだろう。。。)
しかし日常生活をしようと思えば必ずチップはつきまとう。


<チップを払わないといけないシーン>
・タクシー
・ホテル
・レストラン
・ツアー
・美容室
自分は美容室には行かなかったので実際は分からないのですが、髪を洗ってくれた人に数ドル、
切ってくれた人に数ドル、ブローしてくれた人に数ドル、という払い方をするらしい。
そんな面倒な。。。


<額と払い方>
・タクシー:税抜料金の15〜20%を上乗せした額を渡します。
      おつりが欲しいときは、「Please return ○dollar(s)」と言いましょう。
      ただし防犯のため「5ドルしかお釣りがない」と書いてあるタクシーもあるので、日本のように細かくしてから乗ったほうがよいでしょう。
      トランクに荷物を入れてくれた時も特に上乗せは必要ありません。
・ホテル:到着時にベルボーイが荷物を持っていってくれる時には荷物1個につき1ドルを渡します。
     ベッドメイキング用にはお約束の枕元に1ドル。
     ただしこれも人によって違うらしく、米人でも最後に適当にまとめて置く人もいるのですが、
     それを日々の糧にしている人もいるはずなので1ドル置いたほうが無難でしょう。
     ホテルの前に止まっているタクシーに乗るときベルボーイがドアを開けてくれたり
     荷物を入れてくれた時には1ドル渡しましょう。
・レストラン:ファストフードのレストランにはもちろんいりませんが、普通のレストランの場合必要です。
       食事が終わった後、チェックをお願いしその額を確認してから、
       カードの場合にはその上にカードを置く(または席の担当の人に渡す)と
       食事料金と消費税(8%程度)込の金額を書いたチェックを持ってくるので
       昼は税抜料金の15%、夜は税抜料金の20%分のチップを入れて、かつ合計金額を書きます。
       2枚同じような紙を持ってきてくれますが、1枚はお客さん控え用なので同じ金額を書いて控えとして持って帰ります。
       現金の場合には、チップを入れた金額をチェックと一緒に置きます。
       お釣りが欲しい場合には先に食事料金+消費税のみ精算し、あとでチップはテーブルに置きます。
       どちらにしろ精算はテーブルで行います。
・ツアー:「チップは料金に含まれていません」と掲げているツアーもあるくらいです。
     これもツアー料金の15〜20%程度を最後にツアーバス運転手に渡します。
     それでハワイツアーのジルさんを思い出しましたが、あれもサービスしてくれているので     払わないと「サービスをしてくれなかった」または「サービスが悪かった」ことを
     伝えてしまいますね。


日常生活に必要なのはこのくらいかな。
書いてみるとたいしたことではないように思いますが、これがストレスのもとになるときもあります。


<追記>
<チップを払わないといけないシーン>に
valet parkingを入れるのを忘れていました。
valet parkingは車のカギを預けて駐車場に入れてもらい、出すときはまた係りの人が車を持ってきて
くれる駐車場で、日本のようにself parkingももちろんありますが、ホテルなどではvalet parking
しかないところもあります。


<額と払い方>
・出る時に車を持ってきてくれますので、その人に数ドル渡しましょう。